急な痛みは冷やすのが基本(RICE処置)
仕事やスポーツなどで起こしてしまった、ぎっくり腰・打撲・捻挫などの急性的なケガの応急処置は、まず冷やして下さい。アイシングといいます。
ケガによる炎症をアイスパックで冷やすと、麻酔効果により患部の感覚が鈍くなって痛みが和らぎます。
そして、細胞の代謝を低下させることで腫れを抑え、炎症の広がりを防ぐ働きもあります。
アイスパックの作り方は、後ほどご紹介いたします。
長時間にわたる過酷な労働にもアイシング
患者さんでよくいらっしゃるのですが、極度の長時間労働で酷い肩こりと感じて来られる方などの場合、コリではなく炎症を起こしていていることがあります。
肉体労働であろうとデスクワークであろうと、長時間一定の姿勢でカラダに負担を掛けている方は、アイシングしてみるといいかもしれません。
RICE(ライス)処置
アイシングの具体的な方法としてRICE処置をご紹介します。
1:安静(Rest)
- 安静にして心拍数を下げ血液の流れを抑えることにより、炎症や腫れの拡がりを防ぐ。
2:冷却(Ice)
- 氷水で作る、アイスパックで冷やします。
3:圧迫(Compression)
- 包帯などで患部を圧迫することにより、内出血や腫れを抑える。
4:挙上(Elevation)
- 患部を心臓より高い位置におくことにより血液の流れを下げ、内出血や腫れを抑えます。
これらの頭文字をとってRICE(ライス)と呼びます。
具体的な方法
今回は自宅でも出来る、RICE処置の手軽な方法を紹介します。
まずアイスパックを作ります。
1:まず透明なビニール袋を用意します。
- スーパーで生魚を買うときに入れる袋です。破れてしまうこともあるので2重にしたほうが良いでしょう。
2:ビニール袋に氷と水を入れます。
- 氷は家庭の冷凍庫で作る場合、-1℃以下になります。そのまま肌に当てておくと凍傷をおこすので、必ず水を入れて0℃にします。ココが一番大事なところです。
3:空気を押し出し、口を縛って出来上がり。
アイスパックを患部にあて、 包帯を巻いて患部を圧迫・固定します。
ゴロンと横になりながら患部を心臓より高い位置に置き、音楽でも聴きながらリラックスして下さい。
時間は10分ほどを目安に、感覚がなくなるまで冷やします。患部にあてる時間は諸説あるのですが、無理しない時間でいいでしょう。
冷たすぎると感じるのであれば、途中でアイスパックをはずして休憩してもいいと思います。
間隔は10分冷やした後、2時間あけてまた冷やすといったサイクルを1日から3日を目安に続けて行います。
そんなに頻繁に出来ないと言われる方も多いと思います。ケガをした直後と就寝前にアイシングするだけでも随分違います。
炎症が治まるまで無理しない範囲で続けてみて下さい。
アイシングは応急処置
アイシングは応急処置です。ケガをしたらすぐに整形外科などの医療機関で診察していただき、骨折などしていないか診てもらって下さい。
炎症が治まっても痛みや不快感が残っている場合に、整体を受けていただくといいでしょう。
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