腰痛の原因
背骨はS字状のカーブを描くことでクッションの役割をして上半身の重さを受け止め、地面からの衝撃を吸収します。
背骨のS字カーブがくずれると、腰に負担がかかり、腰痛が起こる原因となります。
腰椎と骨盤のゆがみ
腰椎は、5つの骨(椎骨)から構成されて、クッション材である椎間板が挟まり、前方にカーブしています。
骨盤の上に腰椎がのっかているので、骨盤のゆがみと「背骨のゆがみ=姿勢」は密接に関連しています。
朝起きると痛くなる、腰の痛み
骨盤が前傾し過ぎる(反り腰)と、腰椎の前方カーブが強くなって腰に負担がかかり、痛みが出ることがあります。
このタイプの腰痛は、腸腰筋が固くなって腰椎を強く前方へ引っ張り、痛みが起こるケースが多いようです。
寝ている間にも腸腰筋が腰椎を引っ張っている状態が続くので、腰に負担がかかり痛みが出ると考えられます。
体育座りをすると痛みが楽になり、比較的女性に多い腰痛です。また男性・女性に関わらず、スポーツ愛好家の方にも多いのが特徴です。
反り腰の年配の方は特に、脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)のリスクも高まるので注意が必要です。
座り続けると痛む腰痛
デスクワークなど、長時間にわたりイスに座ると、本来あるはずの腰椎の前方カーブが後方にカーブしてしまいます。
臀筋郡やハムストリングスの疲れからくるケースの腰痛です。
腰椎が後湾すると、腰周辺の筋肉がストレッチされてしまって血行がとどこおり、コリや痛みにつながります。
比較的男性に多い腰痛ですが、男女に関わらず、肉体労働をされている方にも多い腰痛です。
また、腰椎の後湾がつづくと、背中側の椎間板がストレッチされ続けて、ゼリー状の髄核が飛び出しやすくなるので、腰椎椎間板ヘルニアのリスクが高まってしまいます。
疲れが溜まったら、定期的にメンテナンスして、腰椎の負担を減らす必要があります。
背中の疲れからくる腰痛
背骨の理想的なS字カーブをえがくには、背筋郡が疲れていては上手くえがけません。
また、背筋が緊張し続けると、椎間板を圧迫してしまって椎間板ヘルニアのリスクも高めてしまいます。
肩甲骨の動きが固く、腰に負担がくるケースもあります。肩甲骨周辺にある背中の筋肉もゆるめて、肩甲骨の可動域を高める必要もあります。
命に関わる腰痛もあります
良性腫瘍や癌などの命に関わる病気も、腰痛の原因になるケースがあります。
また、内臓疾患や、精神的なストレスであるうつなどが引き金になるケースもあります。
少しでも思い当たるようであれば自己診断しないで、まずは病院で診察していただくことをお勧めします。
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