骨盤矯正なら山形市のおおい整体院へ
骨盤の歪みは全身の歪みから
今このサイトをご覧になっているあなたは、ご自分の骨盤の歪み、あるいは全身の歪みや違和感でお悩みになっているのではないでしょうか?
また、「ウェストを細くしてスタイルを良くしたい」、「代謝を上げてダイエットしたい」と言った積極的な目的の方もおられると思います。
骨盤の歪みを改善する前に、まずは「骨盤の歪みはなぜ起こるのか?」と言う事を知って欲しいと思います。
骨盤は全身のかなめになる骨の部分。
この全身の要である骨盤は股関節をはじめ、全身の様々な関節と筋肉のバランスの影響を受けて歪みが出ます。
どんなに骨盤の歪みを整えようと頑張っても、股関節、肩甲骨、脊柱など、全てを整えないとすぐに戻ってしまうのです。
骨盤の歪み方
大きく分けると、猫背の方にみられる腰が丸まる(骨盤後傾)タイプと若い女性に比較的多い反り腰(骨盤前傾)のタイプの2種類になります。
腰が丸まるタイプの方は、長時間のデスクワークやドライバーに多いようです。もも裏やお尻の筋肉が長時間引っ張られることで血管が圧迫されて疲労物質が溜まり酷い凝りになります。
反り腰のタイプは若い女性に多く、臀部が左右に張り出すように歪みが出る傾向にあります。いわゆる「骨盤が開く」と言われるものです。O脚の原因にもなり、産後の方にも多くみられるタイプです。
産後の骨盤の開き
産後1ヶ月の方が、骨盤が開いているようなのでみて欲しいと言う事で来院されました。
骨盤部分にハリが出るので「骨盤が開く」と言う表現になるようですが、具体的には、股関節がズレる事でお尻の筋肉が張り坐骨神経などを圧迫して痛みや不快感が出る事を「骨盤が開く」と表現しているようです。
もうちょっと解りやすく言うと「股関節のズレ=骨盤の開き」と言っていいでしょう。
股関節の調整は少し手間が掛かります。股関節は不安定な関節で多くの筋膜と筋肉でバランスをとっています。ちょっとした筋肉の凝りでもバランスが崩れやすいのです。
実は腰痛や膝の痛みで来られる患者さんなども、股関節のズレが原因と言った方がかなり多いのです。
特に、出産は股関節にかなりの負担が掛かります。出産前には股関節を柔らかくするストレッチや運動をするべきなのですが、もともと股関節の硬い方は出産が原因で痛めてしまうことがあるのです。
気をつけなければいけないのが、出産で股関節がずれてしまっていつまでも放っておくと、数年後に変形性股関節症などの疾患にまで進んでしまう可能性があるのです。
股関節がずれると、腰痛・O脚・膝関節痛などの原因にもなるし、骨盤が安定しないために肩こりや首の痛みの原因にもなったりするのです。
今回来院された患者さんは幸いにも一度の施術でかなり楽になられたようです。でも、股関節のずれは時間が掛かる事もあるので、ゆっくりあせらずに通われるといいと思います。
ジーンズがゆるゆる
どんなにダイエットをしても、「昔のジーンズが履けない」と言う方がおられるのではないでしょうか?
整体で骨盤矯正をすると、「今まで履いていたジーンズがゆるゆるになって若い頃のジーンズが履けるようになりました」と言った患者さんもめずらしくはありません。
こちらの患者さんのケースでは、股関節に歪みが出る事で内股になり、臀部が張り出してウエストが太くなっていたのです。このような歪み方をしていたので、いくら体重を落としてもウエストが細くならない訳です。
整体を定期的に続けていると、時にはこのような体の変化も楽しんでいただけます。
仙腸関節と骨盤
仙腸関節とは、仙骨と腸骨の間の関節です。
全身のバランスが崩れると、仙腸関節に負担が掛かることがあります。
仙腸関節炎などは、その結果あらわれる症状のひとつと考えられますが、全身のバランスが整えばおのずと負担が減り、改善へ向かいます。
特に、股関節の動きがぎこちなくなると、骨盤の動きにも制限が出て仙腸関節に負担が掛かります。
実は、仙腸関節はほとんど動かない関節です。
全身の歪みを整えると仙腸関節を直接施術しなくても仙腸関節の歪みは整うのです。
O脚矯正
O脚は股関節の歪みから来ます。つまり内ももと臀部の筋肉のバランスが崩れると、股関節にずれが生じてO脚になるのです。
臀部が左右に張り出して反り腰になるタイプのO脚は、20代女性に多いようです。また年配者の反り腰は、腰部脊柱管狭窄症のリスクが高まるので注意を要します。
内ももの凝りと筋力低下が原因のO脚では、腰が丸まり骨盤が後傾する傾向にあるので、腰椎椎間板ヘルニアのリスクが高まります。
猫背
猫背は骨盤の歪みと密接に関連しています。
骨盤が後ろに傾くことで、背中が丸まり猫背になります。
股関節を整えると、骨盤の後傾が改善されます。さらに背骨も整えると、理想的な背中のS字カーブが回復し背中がスッと真っ直ぐになります。
肩甲骨
肩甲骨の動きと、骨盤の動きは互いにリンクしています。
肩甲骨が背中に張り付くくらい硬くなっていれば、上体の動きもぎこちなくなって骨盤の動きの低下に繋がります。
肩甲骨の柔軟性を増すと、骨盤の動きもスムーズになり骨盤の歪みも整うのです。