自己紹介
私の名刺に、このわんぱく坊主の写真を載せていた頃のお話。クライアントからは「お子さんの写真ですか?」とよく聞かれました。
実はわたくしの写真。こんなにカワイイ頃もあったんですね。(自分で言わないで下さい。とクライアントのMさん談)(笑)
そんなわたくしは子供の頃は、イタズラばかりしてました。
幼稚園に通う途中のピンポンダッシュは楽しかったなぁ、その後見つかって、こっぴどく叱られましたが(笑)。
そんなわんぱく坊主に、人生の転機ともいうべき重大な事件が起こります。
その事件とは・・・
小学6年生の時の話です。
パン屋のそばにある側溝に100円玉を落としてしまいました。その頃のわたしの1ヶ月の小遣いは500円、わたしからすれば100円はかなりの大金です。
どうしてもお金をひろいあげたかった私は、 側溝のふたを取り外して立てかけていました。かなりの重量になります。今でもどのようにして外したのか不思議なのですが・・・
100円玉をひろいあげて、ほっと一息ついていたときです。
横に立てかけてあった、その 鉄製の側溝のふたが丁度、右足の親指に倒れてきたのです!
「ガッシャーン!!」
逃げる間もなく、鉄製のふたが足の親指に落ちたのです。
不思議なもので、ケガをしてからの数秒の間は痛みを感じないんですね。
それもつかのま、じわじわと痛みが襲ってきてその痛いこと痛いこと。
その後どのようにして病院まで行ったのか、そういえば覚えていないなぁ・・・
ささくれだったように折れた骨を、針金のような金属の棒で突き刺し固定した状態で、数ヶ月のあいだ松葉杖で過ごさなければならなくなりました。
数ヶ月の間は松葉杖で歩く日々。
その結果、 親指に体重をしっかり乗せて、歩くことが出来なくなったのです。
困ったことにこのケガが原因で、1年に1~2回の頻度で骨折した側の足首を捻挫していました。
それも普通に歩いていて、わずか1センチほどの段差で、『グキッ』と足首をひねってしまうんですね。この捻挫かなり酷くて、1ヶ月は脚を引きずるくらいのものなんです。
接骨院も良く通ったのですが、炎症を起こしているところへ低周波治療器で温めたりするんですね。よけい悪くして帰って来たりして、自宅でアイシングをすることもありました。
その頃は正直言って 、『整体はちょっと怖い』と言ったイメージだけあって選択肢に入っていませんでした。
このほかにも、長時間立ち続けたり、歩いたりすると股関節に負担がかかって 膝の痛みと 脚の痺れが出てしまい、ももの感覚が無くなるくらい辛くなるんですね。
寒い中での現場での立ち仕事などではかなり辛かったですし、大好きなスポーツでもよく捻挫をしていました。
それでもストレッチだけはしっかりしていたので、だましだましですが、何とかしのいでいたのです。
それから歳月も流れ・・・
30歳の頃の話です。仕事の疲れが溜まったせいでしょうか、また膝の痛みと太もものシビレが出てしまいました。
今回はあまりにも酷いので、名医と聞いた整形外科の医師に診てもらったのですけれども、レントゲン写真を前に 「トラウマじゃないのぉ~?」と言われて、大変腹立たしい思いをしたこともあります。
あなたにも、このような経験の一つや二つはあると思います。今になって思うと、「特に異常が見当たらないので心配しなくてもいいよ」という気遣いからこのような表現になったのだと思えるようになりました。
「仕方ない、ためしに整体でも受けてみようか」
と軽い気持ちで、ちょっと気になっていた整体院に足を運んでみたのです。
慣れない予約をして、ドキドキしながら整体院に入りました。バキバキする整体は嫌だなあと思いながらも、気さくそうな整体の先生は、なぜか安心感があったことを覚えています。
マッサージのようなリラクゼーション的な整体で、あまりの気持ち良さに「うとうと」としていました。けっこう長く施術していただいたような気がします。
お礼をし、料金を払って帰宅したのですが、 その帰り道に 膝の痛みが取れてしまったことに気がついてとても感動しました。そして、整体に対する見方がガラリと変わったのです。
それからというもの、整体のことを調べているうちに整体を勉強したいという気持ちが自然と沸き起こって来て、様々な種類の整体を勉強する事になります・・・・
まずは推拿療法、オステオパシー、カイロプラクティック、またユニークなものだと癒道整体(神経反射調整)というものも習いました。
また、セミナーなども積極的に参加しました。
おもに東京まで通って習ったのですが、興味があると奈良県まで出かけることも。有難いことに、素晴らしい先生方と知り合うことが出来て、大変有意義な時間を過ごせました。この場を借りてお礼申し上げます。
どの整体も全て優れた技術です。また、すばらしい先生方もたくさんおられます。その中でもなかなか納得できる手技に巡り合えず、長年の間苦心した末に新たな手技を開発しました。
日々必ず気づきがあり、常に進化しています。また、整体で体のことを勉強すると、自分の体の事もいろいろと気がつくことがあります。
わたしの症状は骨そのものが曲がっているので、日常生活で股関節や膝に負担がかかってきます。普段はストレッチなどでセルフケアをしながら、辛くなった頃に整体でメンテナンスする重要性にも気がつきました。
そして、膝の症状を改善するコツも見つけることが出来て、膝の痛みを克服するところまでこぎつけたのです。
「20年以上かかったけれども、あきらめ無くて良かった。 膝の痛み、脚のシビレって楽になるんだ!」
今は羽が生えたように膝が軽くなり、快適に生活しています。
こんなつまらない事で人生を大きくかえてしまいましたが、今ではこの出来事にも感謝しています。今思うと、あんなに重い側溝のふたを外してしまえて、こんなケガをしてしまったのも、この整体をするためだったのかもしれません。
わたしのように一度大きなケガをしてしまうと、そのケガとは一生のつきあいになります。そのようなケガで苦しんでいるあなたを応援したい整体院です。
おおい整体院院長
大井 誠
(おおい まこと)
カミさんから言わせると、読書が趣味だと言われました。
確かに速読出来るので、かなりの量を読んでいるのかもしれません。
ある有名なスピリチュアルの先生からも「本を一生懸命読んでいる姿が見える!」なんて、言われました。(ほんとかなぁ?眼鏡かけてるからねw)
あとはあまり関係ないけれど、
宅建と
測量士補も持っています。
アマチュア無線の免許もあるけど今でも使えるのかなぁ?
スクーバダイビングのライセンスもホコリかぶってます(笑)。
最近は、ジム通いでの筋トレが楽しみです。