股関節の痛みなら山形市のおおい整体院へ
股関節痛と足のしびれ
病院では特に異常はないと診断されたのに、おしりから太ももにかけて鈍い痛みやシビレが出ていて来院される患者さんがいます。
ひどい方になると、座ったり歩いたりする日常動作もままならないほど。
多くは坐骨神経痛と病院で診断された方です。
このケースの坐骨神経痛は、股関節のゆがみを整えたら改善される方が多いようです。
また、股関節の関節軟骨がすり減ってしまう、変形性股関節症と診断された方でも「痛みを少しでも緩和したい」と通院されている方もいます。
しかし、お尻や足への痛みやシビレがある方は、さまざまな疾患が隠れている可能性もあります。まだ診てもらっていない方は、まずは病院で診てもらいましょう。
症例としては腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などは、股関節の疾患ではなく腰椎由来のものです。
股関節そのものの疾患による臀部の痛みに関しては、変形性股関節症のほかに、大腿骨頭が壊死する特発性大腿骨頭壊死症やお年寄りに多くみられる大腿骨頸部骨折があります。
また、癌などの命に関わる疾患が隠れているケースもあるので注意を要します。
股関節ってどこ?
股関節ってどこですか?と聞かれたら、あなたはどこだとお答えになりますか。
多くの方は、脚の前面の付け根にある鼠蹊部(そけいぶ)を指してお答えになるのではないでしょうか。
股関節の痛みと言うと鼠径部をさしていわれる方も多いと思うのですが、実はお尻のへこみあたりが股関節なんですね。
とは言っても股関節のトラブルは臀部だけでなく、鼠蹊部にも痛みが出ることがあります。
股関節と鼠蹊部は密接に関連しているのです。
股関節のゆがみが原因の腰痛
日本人には腰痛が多く、「国民病」とまで言われています。
原因が特定できないものも多いとききますが、わたくしの感想としては股関節周辺のバランスが崩れて腰痛になる方が多くおられます。
股関節のバランスが崩れると、骨盤が過度に後傾・前傾または左右に傾いたりするので腰に負担がかかるのです。
また、股関節に痛みがある方は腰痛だけでなく、膝の痛みにも関係します。さらに上肢にも関係していて、肩こりが酷い方なども股関節の硬い方が多いようです。